就活専門ブロガー”就活マン”藤井智也氏が語る就職活動の本質とは

By 安室 朝常

2018.03.21  

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3/1の情報解禁から早3週間。ESの提出ラッシュや徐々に面接の本選考が始まりましたね。就活生の方は数ある企業の中から、自分に合う企業を見つけ出すために日々奮闘しているのでしょうか。今回の取材では、「就活マン」との愛称で多くの就活生に慕われ、就活生向けのブログ「就活攻略論」を連載している藤井智也さんに「就職活動の本質」についてお伺いしました。

 

藤井 智也(ふじい ともや)
出身校:名城大学
ブログの執筆からキャリアアドバイザーとしての就活支援、就活本の執筆など幅広く活動。
展開している就活生向けのメディア就活専門ブログ『就活攻略論』は月間7万人以上PV数を誇る。

 

 

就活の成功を決定付けるのは”自分を効率的にアピールする能力”


*藤井さん考案の切り絵を使ったES


ー運営している『就活攻略論』について教えてください。

『就活攻略論』は就活専門のブログです。既存の就活メディアはほとんどが決まりきった方法論を述べるものですよね。就活に関するほとんどの本、ウェブ上の記事、先輩からの教えの99%はどこにでも書いてあるような内容です。

そこで、就活攻略論では購読者しか知り得ない就活法を書いています。そもそも就活におけるエントリーシートや面接では自分の100%を企業の人事に伝えることはできません。自分を伝えるにはあまりにもエントリーシートは短い文章ですし、面接での話し合いも短すぎるのです。

つまり就活においては「短い文章・短時間での接触によって「自分は御社で活躍できる人材ですよ!」と効率的にアピールできる能力』が最も重要になります。これは学歴や特技、経験以上に重要な就活の成功を決定付けるファクターです。僕はこの能力を鍛えることで就活を“攻略する”方法をブログで紹介しています。例えて言うならば、RPGのゲームをする時に、どれだけゲームが上手い人でも攻略本を読みながらプレイする人には負けますよね。まさに僕のブログはその攻略本の役割を果たします。学歴がなくても、その攻略本を持っていれば他人に勝てるようなメディアを目指しています。現在は月間7万PVまで育ちましたが、攻略本を手にする人が増えてきて嬉しい限りです。

 

ー『就活攻略論』はどのような想いで立ち上げられたのでしょうか。

就活に関しての研究を独学で行っていたことが立ち上げた理由の一つです。そもそもなぜ僕が就活に関する知識を持っているのかという話をすると、中堅大学に入学した時にある一つの想いを抱いたんですよね。「やばい、これじゃ親が何百万円も払ってくれて入学した大学で何も学べない。」と。正直、今でも99%の人にとって大学は不要だと思っています。4年間という時間を親が“買って”、注力するのは「バイト」「サークル」のみではあまりにももったいない。そんな危機感と同時にこんなことを思いました。

「ほとんどの大学生が何も学べない状況で、大学1年生の頃から就活を独学すれば東大生をも圧倒できるんじゃないかな?」と思い、そこから就活本を20冊読むだけでなく、面接官の心理を把握するために心理学の本を、企業がどんな人材を求めるのか知るために経営学や統計学の本を、加えて経済誌や自己啓発などのビジネス書を手当たり次第に読むようになり、年間300冊を読破しました。これらの勉強は全てスターバックスで行ってたのですが、卒業してから計算したらスタバに使った金額が80万円だった(笑)。

この就活に関する独学で生まれたものが、のちの『就活攻略論』です。就活攻略論という名の攻略本を持って就活に挑んだ結果、中堅大学出身にも関わらず内定22社、結果として内定倍率800倍とも言われる人気食品メーカーへの就職を決めることができました。そして入社後すぐに就活攻略論を立ち上げ、多くの就活生に「就活で人生を逆転して欲しい」そんな思いで毎日更新をしていた日を今でも覚えています。

 

就活をきっかけに10年後の自分の幸せを考え抜く


ーなぜ就活を研究することで人生を逆転しようと思ったのですか。

そもそも就活の成功とは何か、就活生はまずこれをしっかりと認識する必要があると思っています。「内定を多く獲得すること?」「人気の企業に入社すること?」「親や友人から凄い!と言われること?」就活を攻略する方法をブログでは記載しているのでよく勘違いされるのですが、僕は「人気企業からの内定」を就活の成功だとは1mmも思っていません。いや、1ミクロンも思っていないですね。僕が定義する就活の成功とは、『10年後の自分が幸せかどうか』です。

つまり極端な話をすると、例え内定が1社も獲得できず就活浪人をしてしまい、周りに蔑まられながら1年間アルバイトをしながら自分の好きなこと、やりたいことを見つめ直し、それに適したことができる会社に絞って、翌年就活をして入社する。10年後、自分の好きなことを仕事にして毎日幸せに生きているのなら、『内定を一社も獲得できなかった就活』でさえも成功だと言うことができます。
一方で、就活で超人気企業からの内定を獲得し、家族や友人にもチヤホヤされるも、入社後自分の理想とは全く違う仕事を深夜遅くまでやらされ、10年後生きた屍のように老けた顔で奥さんからの少ないお小遣いで毎日過ごしている。それでは『超人気企業からの内定を獲得できた就活』でさえも就活で成功したとは言えません。
要するに就活で最も重要なことは、「10年後どんな生活をしていることが自分にとっての幸せか」を考え抜き、そのイメージを実現できるような企業に入社することです。

これを行うことに学歴なんか関係ないですよね?周りの評価も全く関係ないんですよ。よって就活をいかに行うかによって人生を幸せな方向に導くことができる。今まで学歴に縛られてきた人生や、周りの評価を気にしていた人生から「10年後の自分の幸せ」のためという“自分の人生を生きる”ことが可能になるのです。僕はこれを就活で人生を逆転することだと捉えています。

 

ー藤井さんは就職活動でどのようなことが重要だとお考えですか?

先にも述べましたが、就活で最も重要な事は「10年後どんな生活をしていることが自分にとっての幸せか」を考え抜き、そのイメージを実現できるような企業に入社することです。ほとんどの就活生は「10年後どんな生活をしていることが自分にとっての幸せか」を考え抜くという工程が抜けています。とにかく内定を獲得することが目的になってしまっているんですよね。僕は『就活攻略論』によって内定獲得のためのスキルを効率的に身に着けて頂き、10年後の幸せを考えるという考える時間を作って欲しいと考えています。何か作業をしていないと不安という気持ちは分かるのですが、就活の成功は何かが分かれば、カフェでリラックスしながら考える時間の方がむしろ重要だと分かるはずです。

 

自分の幸せを考えるために早い段階でアクションを起こしてほしい


ー今後、『就活攻略論』をどのような媒体にしていきたいのでしょうか。

とにかく一人でも多くの就活生に知ってもらうだけでなく、今後は大学1年生、2年生にも認知を広げていきたいと思っています。

というのも、別に就活解禁日から就活を始める理由は何もないですよね。受験勉強は高校1年生の頃から始めるのに、なぜ就活は大学1年生の時から始めないのでしょうか。10年後の自分の幸せとは何か考え、確実に内定を獲得するために企業から評価されるスキルを身につける。これは早くから始めるに越したことはありません。就活攻略論はユーモアを交えた文章にして、どんな方にも楽しんで読んでもらえるメディアになるよう意識的に作っています。大学1年生、2年生の頃から読んでもらえるメディアにしたいですね。

ーメディアの告知などありましたら、お願いします。

現在『就活攻略論』は月間7万PVまで育ち始めています。加えて昨月、『就活マン公式LINE@』を立ち上げました。
こちらでは1:1で就活に関する質問に答えるのはもちろんのこと、“ブログでは絶対言えない就活攻略法”を毎週月曜日『裏メニュー』として配信しています。
大学1、2年生も就活マンのLINE@を友達にするだけで気軽に就活スキルの向上を確実に果たせるので、おすすめです!
ぜひ『就活攻略論』、『就活マン公式LINE@』によって人生を逆転させましょう!

就活専門ブログ『就活攻略論』:http://shukatu-man.hatenablog.com/
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