「ありがとう」を写真に残そう。幸せの瞬間をつくるサイト「ラブグラフ」(前編)

西本佳蓮 By 西本佳蓮

2017.02.19  

0

本気はいたるところに落ちている。

 

こんにちは、最近カメラで猫を撮るのにはまっているマジマガ!のカレンです。

 

もうすぐホワイトデーですね。
男性諸君は、彼女へのお返しを何にするか決めていますか?

 

「日頃の感謝の気持ちをもっと素敵に届けたい」
「思い出になるようなものをプレゼントしたい」

そう思う男性は多いのではないでしょうか。

 

そんな皆さんに紹介したいのが「ラブグラフ」。
 

スクリーンショット 2017-01-30 12.40.35

 

サイトを見ただけで、カップルの幸せをお裾分けされた気分になります。

 

2015年に創業した株式会社ラブグラフは、フォト撮影サービスを展開している会社です。

 

学生が創業した会社としても有名なラブグラフのサービスは、カップルや家族のデートにカメラマンが同行して、自分たちだけでは残せないとびきり素敵な写真を撮ってくれます。こんなに自然な表情は、なかなか自撮りでは撮れない!

 

large_7

 

北川cp@浅草_1818 (3)

 

また、専属カメラマンは、全国各地に加え、アメリカ・カナダ・ドイツ・ニュージーランド・グアムなど世界中にカメラマンが在籍しているので、場所に縛られずにお気に入りの場所で撮影する事が出来ます。

 

利用者は10代〜20代が多く、月間の撮影件数は200組以上、カップル写真を掲載するサイトは月間30万PVに上ります。

 

今回はラブグラフの生みの親である、代表取締役駒下純兵さんに取材させていただきました。

 

s__IMG3366

 

世界中の愛をカタチに。

彼はどんな思いを、このコンセプトに込めたのでしょうか?

 
ラブグラフを立ち上げた理由、将来の展望、新サービスまで、くまなくご紹介します。

 

駒下純兵(こました じゅんぺい)
株式会社ラブグラフ代表取締役/Photographer
1993年生まれ、大阪府出身。関西大学社会学部卒。
大学から始めたカメラの経験を活かしてミスコンや広告写真の撮影、富士フイルム写真教室の講師などを務める。2014年、「得意な写真を通して人を幸せにしたい」という思いで撮影した友人カップルたちの写真が掲載されたHPがネットで話題を呼び全国から撮影依頼が入るようになる。全国からの依頼に対応するため、北海道から沖縄までカメラマンを揃え、2015年株式会社ラブグラフ設立。現在では写真撮影事業の他に「Lovegrapher」のブランドを活かした写真教室事業やプロモーション事業なども行う。

 

 

カメラとの出会い

s__IMG3150

 

― ラブグラフ誕生の経緯を教えてください。

もともと写真を撮るのが好きで、大学生の頃からカメラマンをしていました。ミスコンや雑誌の撮影、写真教室の講師を経験していく中で、もっと写真で誰かを幸せにできればいいなと思っていました。そうした時に、友達のカップルを撮影した写真をSNSやHPにアップしたところ、全国のカップルから反響があり依頼をいただくようになったので、全国にカメラマンの仲間を集めて、2015年に株式会社ラブグラフを設立しました。
 

― カメラを好きになったきっかけは何でしたか?

 

写真を撮ること自体は、高校時代にカナダ留学をしたとき、景色をスマートフォンのカメラで撮ることが純粋に楽しいと思っていただけでした。カメラを好きになったきっかけは、カメラマンの先輩との出会いです。大学に入学してミスコンの学生団体に所属した際、その先輩がとても楽しそうに写真を撮っているので、カメラにそれだけの魅力があるのではないかと興味を持ちました。自分もカメラを買ってみたらとても楽しくて、そこからはまりました。

 

― その前に熱中していたことはありましたか?

 

何もなかったですね。高校も帰宅部で、特に趣味とか特技も無く、熱くなるものもあまりなかった。今思えばなぜあの生活で満足していたんだろうと思うぐらい何もなかったです。今だから言えることとしては、その当時の僕からしたら、それがその当時の僕の世界の全てでした。別に当時その生活に不満を持っていたわけでもなくて、この生活が普通だと思っていました。大学に入って様々なことに触れて、選択肢が広がり、夢中になれるカメラに出会いました。

 

”カップルを撮る”アイディアはどこから?

 

large_3-96deb9b81130d12145ff4082991dc2a2f3bc51e4

 

― ありそうでなかった「カップルを撮影する」というアイディア。このアイディアはどのようにして生まれましたか?

 
カップルに焦点を当てたのは、2011年にBEAMSのブランド設立35周年を迎えたキャンペーンが大本のきっかけでした。「恋をしましょう」というテーマで、写真家の川島小鳥さんが撮影したカップル写真がサイトにたくさん掲載されていました。それがとても印象的で、ぼんやりとカップルの写真が頭に残っていて。

川島小鳥さんの写真のカップルはモデルでしたが、僕はもっと周りにいるカップルを撮ってあげたいと思っていました。世の中にないものを作ろうとは考えていなかったです。

 

― カップルを撮るようになってから周りの反応はどうでしたか?

 

写真を見る前までは、「カップルのデートにカメラマンが同行するのは邪魔じゃないのか」とか、「第三者の全く関係ない人が、知らないカップルの写真を見てなにが良いの」とよく言われたのを覚えています。しかし、実際に撮ったら「駒下の撮る写真は全く知らないカップルの写真だけど、温かい気持ちになれる。自分たちだけでは全く撮ったことがない写真を撮ってくれるから、私たちも撮ってほしい」という反響が急速に連鎖していきました。

 

― 駒下さんの原動力は何ですか?

 

当時、自分のために頑張るタイプではないとずっと思っていました。自分のした何かで誰かが喜んでいる時の方がモチベーションを感じるタイプだったので、自分が撮った写真で温かい気持ちになってくれたり、写真が待ち受け画面になっていたり、誕生日プレゼントになっていたりすると、僕が撮らなかったら、この人が二人の写真を綺麗に残すことはなかったんだろうと思うと、また幸せな気持ちになれます。そういう思いもあって、現在も現場に出てカメラマンとして撮影しています。

 

― カメラマンとして、社長になった前と後で何か変化はありましたか?

 

一緒です。一緒っていうことも大事だと思っています。変に僕が代表っていう立場からでしか現場に出られなくなるとそれは違うなと思っていて。現場に行く度に、初めて撮った時を思い出すことは結構大事にしています。現在カメラマンが全国で200人ぐらいいますが、1人のカメラマンとして、本当にこのお客さんが喜ぶにはどうすれば良いか考えるところは今も昔も一緒ですね。

 

― ラブグラフならではの雰囲気を出すために、こだわっている点を教えて下さい。

 

カメラマンのクオリティや写真の雰囲気は、かなりチェックしています。カメラマンのマネジメント担当・採用担当・教育担当の人を配置し、採用の段階だけでなく、社内に入ってからでもチェックします。

目の前にある幸せを認識してほしい

large_5-4819a976ad26341fc402c2586a2e7063a7d2b2e8 (1)

 

― 将来やりたいことは何ですか?

 

僕は、本気で少しでも世界を平和にしたいと思っています。僕たちがやっていることは、ただカップルの写真を撮っている訳ではないんです。したいことは、世界中の人に今目の前にある幸せを幸せと認識し欲しいんですよね。

 

カップルの写真を撮ることによって、やっぱりこの人と一緒に居て良かったなと感じてほしい。家族で写真を撮ることによって、親がいることはとても幸せなことだと認識してほしい。普段から思える人が少ないので、僕たちが写真を撮っています。

 

幸せを感じる瞬間が多いことは、つまりその人の人生が豊かになっていることとほぼ同義なので、幸せな瞬間を増やすことによって、世界中の人生を豊かにしていきたいなと思います。

 

未来のことは分からないですが、30歳ぐらいまでには日本だけではなく、世界中の人に愛されるようなサービスを作る経営者になっていたいかなと思います。世界中のカップルや家族を、世界中のうちのカメラマンが撮影している。そういう世界があったら素敵だなと思います。

 

好きなことを仕事にするには?

s__IMG3143
 

― 最後に学生へ向けて、好きなことを仕事にする上でのアドバイスをお願いします。

 

自分が好きなことを「なぜこれが好きなんだろう」と考えることは大事です。

 

何故、僕は写真を撮るのが楽しかったかというと、人を幸せにすることが好きだからです。

 

よく「昔、カメラマンを目指していて、今は会社の経営者。やっていることは全然違うけれど、しんどくなったりしませんか?」と聞かれますが、現在も充分楽しいです。

 

何故かというと、もともと僕は「人を幸せにしたい」という目的があって、その手段としてカメラでカップルを撮っただけ。今は自分で写真を撮るよりも、ラブグラフという組織を大きくすることのほうが、より多くの幸せを生み出すと思っているから会社を経営しています。手段が変わっただけで目的は変わってないから現在も楽しいんです。

 

恐らく多くの人は「手段」の部分にとらわれすぎて、それを通して何がしたいのか、が見えていないと思います。結局自分は好きなことを通して何を実現したいのか、を考えることが好きなことを仕事にする上で大切なポイントだと思います。

 

新サービス「ギフトチケット」

 
スクリーンショット 2017-01-30 12.43.41
 

先日、新サービス「ギフトチケット」をリリースしたそうです。

 

ギフトチケットを申し込むと、友達のカップルや家族などにラブグラフをプレゼント出来ます。「このカップルにラブグラフを使ってほしいな」と思った際にもってこいのサービスです。

 

― ギフトチケットを思いついた経緯は何ですか?

 

これは僕が主体となって作りました。社内のサービスを冷静に見た時に、ギフトチケットができる前のラブグラフは、良いなって思った人が自分でお申し込みしないと写真撮影ができなかったんです。「自分で申し込むのはハードル高いけど、誰かにもらったら撮りたいよね」と思う人も結構いることに気づきました。

 

ギフトチケットにしたら、もらった側も、普段遠慮がちだけど、もらえば撮る理由ができる。逆にギフトチケットを送る側は、自分で撮るのは少し恥ずかしいけれど、とても素敵なサービスだからこそ誰かに送りたいと思うんです。そういう人のコミュニケーションツールにラブグラフが使われてほしいという想いからラブグラフのギフトチケットをリリースしました。

 

バレンタインやホワイトデー、父の日、母の日などの記念日や、誕生日プレゼントとしてギフトチケットを活用してくれたら嬉しいです。

 

最後に

駒下さんありがとうございました!

 

いかがでしたでしょうか?

 
幸せの瞬間をお届けするラブグラフのサービスはとても素敵ですよね。

 

普段なかなか言えない感謝の気持ちも、写真に残すことで伝わることもあります。

 

あなたも、日頃の「ありがとう」を写真に残してみてはいかがでしょうか?

 

 

次回は、学生起業家の駒下さんに「起業」についてお話をお伺いした記事をお届けするのでお楽しみに!

 

続く。