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何事も本気でやるか、やらないか。興味ゼロのことにマジになった女子大生が熱い!|【学生×本気】

西本佳蓮 By 西本佳蓮

2017.01.13  

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本気はいたるところに落ちている。

 

こんにちは、マジマガ!のカレンです。

 

あなたは、自分の好きな事だけ本気になっていませんか?

 

好きな事だけをして生きている人はごくわずかで、興味のないことを仕事にしている人がほとんどかもしれません。

 

自分が興味を持てないこと、嫌なことでも、本気やるか・やらないかによって、自分の成長率も他人や社会からの評価もかなりの差が出てきます。

 

今回ご紹介するのは、勝俣実香さん。

 
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国際協力団体STUDY FOR TWOに所属しています。

 

STUDY FOR TWOは、大学生から使い終えた教科書を回収し、安価で再販売しています。そして、その売上の80%以上を、発展途上国の子どもたちが学校に通えるように寄付をしている団体です。全国に支部がある大規模な団体です。

 

15943142_1843679512575416_1611822436_o教科書販売を行っている様子

 

勝俣さんは、國學院支部で代表を務めていた経験があり、学内で全く知られていなかったSTUDY FOR TWOを多くの学生に広めた一人。

 

そんな彼女は、以前は、ボランティアや国際協力に全く興味が無かったそうです。

 

今回は勝俣さんの本気に迫ります。

 

興味ゼロだったボランティアや国際協力

15978993_1843680739241960_623784810_nラオスの子どもと遊んでいる様子

 

− STUDY FOR TWOに入ったきっかけは?

 

私がSTUDY FOR TWOに入ったのは、一年生の7月ぐらいだったんですけど、それまでバスケのサークルに入っていて、週に一回集まって一緒にバスケをやるだけでした。

 

大人数だから団結力を強めるのは難しく、目標もなくただなんとなくバスケをしているのが私にはいやでした。

 

中高の時から、部活などはいつも全力でやってきたから。

 

そんな風に、大学でも夢中になれる事をしたいなって思っていたときに、Twitterで友達がSTUDY FOR TWOっていうのをやっているって知って。

 

そのSTUDY FOR TWOっていうのが、国際協力、教育支援を行う団体なのですが、ほかのボランティア団体とは一味違う方法を取っていたんです。

 

大学生の中古教科書を通しての国際協力っていうのが、私にとっては目新しくて。ちょっと興味を惹かれて、団体の代表さんに会ってみました。そしたら、その方がとても魅力的だったので、その場で即入るって決めました。

 

目の前のことを全力でやる

15942496_1843681252575242_1095712422_nグローバルフェスティバルで新メンバーを募集している様子

 

− 入ってからどんなことに力をいれていましたか?

 

Twitterを使った広報活動を一年生のときからずっとやっていました。

 

私が入ったときは、國學院大学でSTUDY FOR TWOを知っている人が数十人ぐらいしかいなくて、ほぼゼロからイチをつくり出さなくてはいけなくて。

 

とにかく周りの人や身近な人に、SFTの良さを伝えるために、一日に何十人何百人フォローして、フォローが返ってくるのを地味に待ってました。

 

いかに知名度を上げるかという点を考えて試行錯誤したのですね。

 

時にはブロックされることもあり、受け入れてもらえないんだ、ってショックに思うこともありました。でも、めげずに続けていくうちに、「勝俣が本気でやってる」というのを友達が知ってくれて、広まっていきました。

 

結果的に、同じ学科の人は全員STUDY FOR TWOを知っているようになりました。

 

大学の人は私の事を「教科書の人」だと認識しているので、ことあるごとに、「教科書今持ってないんだ」って言われたりします。(笑)

 

教科書の販売とか回収の時も、あまりに多くの人が来るから、一人一人覚えられてないんですけど、多くの人が私の顔をみると「あの時の人だよね」って話しかけてくれて。

 

Twitterは、私が運営を始めたときはフォロワーが200人ぐらいだったんですけど、一年間で1000人以上増やすことができました。

 

日本にいたら気づかなかった現地の問題点

15970356_1843679649242069_282939121_nラオスの子どもたちが日本のシャボン玉で遊んでいる様子

 

− STUDY FOR TWOのスタディーツアーについて教えて下さい。

 

SFTは今はラオスとバングラデシュの二か国に支援しています。スタディーツアーでは、そのうちのひとつであるラオスに3泊4日、滞在します。

 

実際に支援している村や学校の子どもたちのところに行って、日本から持ってきた折り紙やシャボン玉とかを使って、一緒に遊びました。

 

また、奨学生の子が住んでいる家にみんなで訪問して、その家庭の親子に、インタビュー形式で普段の生活について聞いたり、自分たちの支援が今のものでいいのかなどの擦り合わせをしたりしました。

 

− 印象に残っている会話はありますか?

 

特に印象に残っているのは、5人兄弟の子どもたちがいる家庭でのお話でした。その家庭では、長男と三男は自力で学校に通い、次男の子が奨学生として、私たちから物資をもらいながら学校に通っています。

 

しかし、下の二人の弟たちは学校に行くことができない状態らしいんですよ。

 

「だからこそ、自分が奨学金をもらっていることに対して誇りに思うし、STUDY FOR TWOさんがいなかったら、僕は学校に行くことができなかったから、本当に感謝している」

 

と聞いたときは、すごく嬉しかったのですが、それでもやっぱり五人兄弟の二人は自分たちの力不足で支援できていないので、ショックでした。

 

この兄弟のためにも、もっと頑張らなきゃって思いました。

 

私たちの支援は、直接ラオスの政府にお金を渡しているわけではなくて、民際センターというNGOを通して寄付しています。スタディツアーも民際センター経由で行っています。

 

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− 実際のラオスの子どもたちの様子は?

 

私はこのスタディーツアーに参加するまで途上国に行ったことがなかったので、本当にかわいそうとか、支援が必要で生活が苦しくてしょうがないっていうのをイメージしていました。

 

でも実際行ったら、子どもたちはすごく気さくというか、人との距離感の詰め方がすごくうまい。

 

手を取って、一緒に遊んで!みたいな。

 

ラオスの先生とか大人の人って、仕事が忙しいからか、子どもと遊ぶみたいなのをあんまりしないらしくて。

 

だからこそ、小さい子からは大人に見える私たちが一緒に遊ぶっていうこと自体が貴重で、すごく嬉しかったのかなって思いました。

 

それに、家族想いの人ばかりで、「土日なにしているの?趣味なんなの?」と聞いたときに、

 

「家の手伝いすること」「お父さんと狩りにいくこと」と言っていて、家族の関係の濃さもありますし、仕事を嫌って思わないのがすごいなと思います。

 

大人になったらすごく素敵な人になるような子どもたちなのに、入学しても学校を辞めてしまう子がとても多い。

 

小学校は村にちらほらあるんですけど、中学校や高校になると、そもそもの学校数が少なく、都市に行かないといけない。

 

遠くに行くお金も無いし、教育の重要性を親が理解していないことも多いというのが現状です。

 

実際に教室もみせてもらったんですけど、一年生はひとクラス20人くらいはいるんですけど、高学年になるにつれて一桁台になっていました。

 

ほとんどの子が辞めちゃうんですよね。

 

ラオスは一応授業料はタダなんです。タダだから、文房具や学校の改修費用があれば、学校に通う事ができるので、それだったら、日本の大学生でも支援できるじゃないですか。だから私たちは今の活動を行っています。

 

15978403_1843680279242006_1900551628_n120本くらいのペンを渡して喜んでくれた様子

− 日本に帰って変わった事は?

 

支援できた人数はまだまだ少ないですが、実際に子どもたちから、私たちの支援で学校に行けている、感謝しているって聞いて、支援のその先を見るようになるというか、私達が関わったからには、もっと先を見て行かなきゃいけないんだなって言う自覚は芽生えました。

 

人の心の着火剤になりたい

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 将来の夢はなんですか?

 

自分が経験した事は発信する責任があると思うので、どんな職業に就いても、ラオスの本当の良さとか、貧困の問題を伝えることを続けていきたいと思っています。

 

私の目標としては、自分が誰かの変わるスイッチを押せるような存在になっていけたらいいなと思っています。

 

活動を通して、団体のことを何も知らなかった人たちに私たちの活動を認知してもらえたり、ボランティアには縁がないと思っていた大学生が、教科書で協力できるならやってみようかな、と考えを変えてくれたのを目の当たりにしたりなど、私の努力が誰かを変えるきっかけになる経験をして、とても嬉しかったので。

 

今の活動を活かして私がSFTを始め何事にも本気でやっている姿が、誰かの着火剤になればそれはそれで嬉しいことだし、いろんな人に熱意が普及していったらなって思います。

 

チャンスは自分でつかみ取る!

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私自身がもともとボランティアに興味がなかったけど、今も夢中になって本気でやっているっていう現実があるので、何が自分を本気にさせるかわからないじゃないですか。

 

だから、食わず嫌いじゃなくてとりあえずチャンスがきたら飛び込んでみることがすごく大事じゃないかなと思います。

 

最後に

15970656_1843679375908763_2122151920_n全国のメンバーが集まるSFT全国合宿

 

勝俣さんありがとうございました!

 

彼女は、他にも120本のペンをラオスの子どもたちに手渡ししたり、支部の代表として組織作りを本気で考え、メンバーとぶつかったりしたことなど数々のエピソードを話してくれました。

 

そのどれにも共通しているのが、「全部マジでやっている」こと。

 

どんなに小さなことでも、目の前のことに全力で取り組む姿勢が、他の人の心を着火していくのです。

 

あなたも、興味が無くても、目の前の事にマジになってみませんか?

 

STUDY FOR TWOの活動に興味がある方は、こちらまで