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【学生×本気】「努力するのは当たり前」現役大学生のイケメン路上詩人が追い続ける夢とはー関西教育コミュニティValue 上松俊太さん

西本佳蓮 By 西本佳蓮

2016.11.10  

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本気はいたるところに落ちいている。

こんにちは、マジマガ!編集部のカレンです。

 

滋賀大学4年の上松俊太さんは、教育団体の代表を務め、路上詩人としても活躍している現役大学生です。
 

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彼が代表を務める「関西教育コミュニティValue」は、関西の教員志望の学生向けコミュニティで、先生や講師をお呼びして、教育関係者との交流会などを開催しています。

 

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彼の強みは「人の何倍も努力できること」。

現在、Valueの他にも数多くの団体の代表を務めている彼ですが、現在に至るまでの道のりは決して平坦なものではなく、様々な困難を乗り越えていました。

 

路上詩人までこなす彼は何者なのか、夢を追い続ける原動力は何なのか、取材させていただきました!
 

教師を目指すも思い通りにいかず

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ー教育に興味を持ったきっかけは何ですか?

「僕、以前は学校の先生になりたかったんです。

 

小学生の時、学校の先生が当時いじめられていた僕を救ってくれたことがきっかけです。その先生は、5教科全て教えることができて、その上、生徒指導や進路指導もできるパーフェクトな先生でした。

 

だから、僕もその先生のように完璧な先生になりたいと思って教師を目指し始めました。しかし、大学生になった時に、完璧な先生になるには4年間だけじゃ絶対間に合わないと思ったんですよ。

 

それで、大学在学中に1年間休学をして、独学で教育に関することを学びました。その結果5教科教えられるようになり、生徒指導も進路指導できるようになりました。大学再開後も、スクールボランティアに30~40回参加して、授業できる機会を増やしながら過ごしていました。」

 

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「大学4年生の5月、教育実習が始まりました。実習期間の間に、僕は全ての部活に顔を出し、全ての試合を見に行ったり、授業もできるだけ沢山やらせていただきました。

 

実習中衝撃的だったのが、多くの先生がダラダラ仕事をしている現状を目の当たりにしたことです。一回教えた内容の授業を、定期的に何回も繰り返していて、結構マンネリ化しているからだと思います。

 

そのため、教育に対して本気で情熱をもった僕が行っても、先生達からあまり面白く思われなくて。

 

もちろん僕のことを応援してくれた先生もたくさんいました。しかし、なかには、授業をしているのに担当の先生が来なかったりとか、教材渡してもらえなかったり、当日の朝になってから『この授業して』と突然言ってくる先生もいて、結構最悪な教育実習を過ごしました。

 

その時に、こういう現場で子供たちが勉強していることが、一番あかんことなんじゃないかなと思ったんです。

 

自分が学校の教師になって直接子供に教えていても、子供たちにあまり影響与えてあげることができないと思いました。

 

先生達の環境から変えたほうがいいと決断し、学校の先生になるのを辞めました。」

 

経営を学びに東京へ

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「就職活動を行って、いくつか内定をいただいたのですが途中で辞めました。理由は、自分のやりたいことを将来やる会社がなかったからです。

 

保護者や地域に対する企業はとても多かったけれど、学校の先生にメスを入れようとする企業がない。

 

実際、一番難しい領域だと思います。しかし、教育の現状を変えたい思いが強く、自分で会社を作ることに決めました。

 

まず、経営のスキルを身につけるために2度目の休学を決意し、バイトや路上詩人で貯めたお金で東京に行きました。半年間、教育に役立つビジネス基礎的なものであったりとか、マナーなどを徹底的に学びました。」

 

同志と共に「Value」を設立

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ーValueを立ち上げたきっかけは何ですか?

「去年、『学生ドリームプランプレゼンテーション(ドリプラ)』出場者の矢加部さんと出会い、仲良くなりました。

 

彼も、教育に対して熱い想いがあり、以前まで学校の先生を目指していました。彼と意気投合し、一緒に『value』を立ち上げ、共同代表として共に活動しています。」

 

ーValueの名前の由来を教えてください。

「学校は、基本的に授業の進め方や対応の仕方などのサービス内容が決まっているんです。『こうしなきゃいけない』というのがある。けれど、それは一人一人が本当に良いと思ってやっていることではないと思っています。

 

学生のうちに、本当にそれが良いと思えることを生み出せるようになってほしい。自身が価値を作って、学校に提供できる状態を作りたいと思ったのでこの名前にしました。」

 

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ー活動はどのようなことをしていますか?

「『value』は教師を目指している学生をターゲットにしています。

 

教師になりたい学生同士が、学校の垣根を越え交流できる場所を作りたかった。そこで、僕たちの知り合いの先生や、教育関係の会社で活躍する社会人の方を呼ばせていただき、交流会を開催しています。

 

また、教師を目指す学生の能力向上を目的に取り組んでいます。生徒をどういう子供に育てたいか、明確な考えを持つ学生が少ないので、教師に対する思いの軸を作ります。

 

そして、どういった能力が教師に必要なのかを、学生に気づかせることを行っています。また、教師は授業をすることは絶対なので、プレゼンテーション能力を伸ばすために、講師をお呼びして講義をすることもあります。」

 

人の本気が自分の原動力

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ー上松さんが本気になるときはどんなときですか?

「仲間や友人が本気で頑張っている姿を見たときや、彼らが結果を出したときに本気になります。

 

最近の話ですが、夏にリオ・オリンピックに学生を派遣するプロジェクトがあって。僕が様々なスキルを教えている20名程の学生の中に、将来スポーツのジャンルで頑張りたい子がいるんです。その子が応募したところ、約200名の中から選出され、リオオリンピックで活躍してきたらしくて。そのことを聞いたら、僕ももっと頑張らなきゃと思いましたね。」

 

ー今までに苦労したと思うことは何ですか?

「『お前は才能が無い』と親からすごく言われていて(笑)。それなら、夢をかなえるためには努力しかないと思っていました。

 

自分のやりたいことを成し遂げたいのであれば、努力するのは当たり前だと思います。だから、それを成し遂げるためにしたことを苦労だと思ったことはないです。

 

教育者が一番大切にすべきことは?

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「学校の先生に限らず、親や社会人も”教育者”だと思います。子供に対する些細な行動や、かけた言葉が、その子の人生を動かす可能性は充分にある。なので、そこに対して自分の行動や言動に責任を持つことが大切だと思います。」

 

ー最後に、前に踏み出す勇気がない学生に向けて一言お願いします。

「一歩目を踏み出してからの、違う景色を見てほしいです。そして、本当に思い切って踏み出す第一歩をすごく大事にしてほしい。その一歩は小さなことでもなんでもいいんですよ。そこから見える景色を心から楽しんでほしいなと思います。」

 

上松さん、ありがとうございました!

 

 

上松俊太 (うえまつ しゅんた)
滋賀大学 教育学部 4年
関西教育コミュニティ Value代表
お酒とグルメが好き。