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【本気×学生】大切なのは”想いの強さ”。『JSBN』が考える”共育”とは ー種茂真大さん、荒井大貴さん

西本佳蓮 By 西本佳蓮

2016.07.29  

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本気はいたるところに落ちている。

 
こんにちは、マジマガ!編集部のかれんです。

 
高い志を持った「学生」と「社会人」が世代や組織を超えて集結する場所、それがJSBN(日本学生社会人ネットワーク)

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2012年7月に設立されたこの団体は、活動開始3年で延べ5000名以上の学生と若手社会人が活動に参加。

 

各界で活躍される一流の社会人をサポーターとして、講演会・トークセッションを中心に、社会人と学生の交流会、海外視察ツアーなどを学生有志が中心となり展開しています。

 

 
そのJSBNが7月30日にイベントを開催!
その名は『JSBN”共育”イノベーションフォーラム 〜学校×社会で育む開かれた教育〜

 
イベント開催に先立ち、JSBNでご活躍されている、運営の種茂真大さん(左)と、未来塾第二期生の荒井大貴さん(右)のお二人に取材させていただきました!

 

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冷静かつ笑顔が素敵なお二人から、活動に対する熱い思いを語っていただきました。

 

3つの志のもと「ピンで立つ」人材に

 
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ーJSBNの活動とは?

 
種茂:「軸になっているのは、学生と社会人の出会いと学びの場所で、『自分の夢の実現のため』『仲間と後輩のため』『日本と世界のため』という3つの志のもと、「ピンで立つ」人材になることを目標に活動しています。

 
具体的な活動は、大きく3つあります。日本の未来や幸せなライフスタイルについて考える『Round Table Conference』、社会へ仕掛けるチャレンジャーの育成を目的とした『JSBN未来塾』、高校への『出張授業』です。今回の『JSBN”共育”イノベーションフォーラム』は未来塾の塾生をもとに創られた大きなイベントの1つになります。」

 

技術より大切なことを学べる環境

 
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ーJSBNに興味を持ったきっかけは?

 
荒井:「僕自身がもともと、大学4年で卒業して就職っていう道が当たり前だという固定観念がありました。その時、たまたま入ったサークルをきっかけに、別の道もあること気づかされ、現在大学院に進みました。

 

『選択肢を多くの人に与えたい』と思い、大学4年生のときに、留年中の学生や、フリーで活躍されている方を大学に集め、キャリアセミナーを開催したときがありました。

 
その後、団体を作ろうと試みたのですが失敗してしまって。その時に、自分自身、人間的に足りない部分があることに気づかされました。そして、団体を作って何かを成し遂げる上で技術以上に大切なものがあるのではないかと思い、今の僕が必要なことを学ぶべためにJSBNに入りました。」

 
種茂:「大学内での活動にずっと関わっていた僕は、留学を控えていた頃、日本にいる限られた時間の中で、自分が一番何をしたいのか考えたとき、大学内だけではなくもっと様々な人に会ってみたいと思ったんです。

 
きっかけは、『トビタテ!留学JAPAN』の説明会に行ったとき。トビタテの活動に深く関わっているJSBNの皆さんといろいろお話しさせていただいたんです。その当時JSBNに関わっていた大学生の方に『ためになったじゃなくて、ためにするんだよ』と言われて。その言葉が心に残り、これだけ素敵なことを言える人達がいる所ってどんなところなんだろうとすごく心惹かれました。

 

妥協しない想いの強さが成長に

 
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ーJSBNで自分自身成長を感じる部分はありますか?

 

種茂:「妥協しないことです。場作りや、人に価値を届ける上での基礎を勉強させていただきました。それを作る事に関して、社会人の人も学生も、一切妥協しないので、対等に話し合い、突き詰めて突き詰めて突き詰めて、最高の場所をつくりあげるハートの部分がすごくあると感じています。これほどのものすごいエネルギーに今まで触れることがなかったので、外に飛び出て良かったと思います。」

 
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荒井:「学んだことは大きく2つあります。一つは、「想いの強さ」はすごく大切だということ。一緒に行動させていただき、主体的に学ぶことを経験する中で、多くの方々が、技術以前に目標を達成するための情熱がとても強い。どうしても技術は身につけたいと思ってしまうものですけど、目的の無い技術はすごく浅いということに気づかされました。

 

それに、未来塾で社会人と関わらせていただくにあたって、皆さん失敗を恐れない。これだけ実績のある方々が失敗を恐れないのに、まだまだ実績の無い自分たちが失敗を恐れることはないと思わされました。」

 

本気になる瞬間

 

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ー本気になる瞬間はどんな時ですか?

 
種茂:「自分の中では、他の人の本気を見たときですね。例えば、『出張授業』で高校生の本気を見たとき。出張授業は、単純に学校に出向いて教えるだけではなく、高校生のプロジェクトチームが練ったコンテンツを、その高校生たちと一緒により作りこんでいくんですね。ある高校に伺わせていただいた時、高校生たちが作り上げたものに対して、相当厳しめのフィードバックをしたんですよ。

 
しかし、高校生たちはそれに全然へこたれずに、さらにめちゃめちゃ作り込んできて、次のときに驚くぐらい良いのを持ってきました。本気になった姿を見ると、自分たちも情けないことやっていられないなと思い、とてもやる気がでます。」

 
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荒井:「可能性を感じる時です。JSBNはすごく可能性がある団体だなと思っています。一人一人が本当に志が高く、目の前のことに妥協しない環境って僕はなかなか無いなって思います。教育イノベーションフォーラムにしても、学生だけでこれだけ大きなイベントを練り上げていく中で、志が高い仲間たちと何か可能性があることができると感じたときが、僕は本気になります。

 

多角的な視点から”共育”について考える

 

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ーイベントの魅力はなんですか?

 
荒井:「教育系のイベントは他にも数多く開かれていると思うのですが、このイベントの魅力は、JSBNの多様性という価値観を生かし、様々な業界や世代から教育を考えられるところです。より広い視点で、これからどういう教育が必要なのかを議論できる貴重な体験だと思います。」

 
種茂:「一番の特徴は、メインターゲットは先生であること。それでいてかつ社会人の方も学生の方も招いて、多角的に教育についてみんなで深めていくことができるところです。

 
「教育」ではなく、「共に育む」と書いて「共育」としているのは、「これからは、社会と学校が手を取り合って、次の時代に生き生きと活躍できる人達を育てていきたい」という思いを込めたかったからです。中学・高校は、将来を選択する上で、一番重要な時期だと思っています。

 
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しかし、学校は学校の中で完結してしまう事が多いんですよ。世界や日本社会で何が起きているかなかなか分からない。将来どんな選択肢が待っているのか、どんな職業があるのかも意外と分からなく、それらが原因で、大人のイメージがなんとなくつまらないものだと思ってしまう現状があります。

 
そうではなく、魅力的な大人はとてもたくさんいますし、大学や社会もすごく楽しい。しかし、そういう場所を事前に知ることは、学校の中だけではどうしても難しい。これからの時代は、学校といわゆる社会が手を携えて、学校の先にあるものを社会が見せてあげる。そして、社会の方も、学校からいろいろ学んでいく。教育という点でプロフェッショナルな先生と、社会に出て、学びの意味を肌感覚で一番よく理解している大人たちが、一緒に21世紀のその先の教育について考える。それがこのイベントの魅力だと思っています。」

 

何があっても挑戦する気持ちを忘れずに

 

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ー最後に、本気の学生に向けてメッセージをお願いします!

 

荒井:「僕が本当に後悔している事があって、学生の早いうちに、もっと広い世界を見ておけば良かったことと、失敗を恐れずに取り組んでいければ良かったなと思っています。

 

大学内での同じコミュニティにいたら、同じ世界、同じ視野でしか物事を見ることができない。それはとてももったいないことだと思います。学校や学生という枠にとらわれずに、本当に色んなことに挑戦することが大切。同じコミュニティで物足りないと思っている人は、ぜひ勇気をもって広い世界に出てもいいと思います。」

 

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種茂:「何かに本気で取り組んでいるときに、全てが万事順調にいくはずがないんですね。時にはすごく挫折を感じるときもあれば、思い通りにいかない時、あるいは人間関係で壁にぶつかったりとか苦しいときは沢山ある。僕はそういったことを含めた全ての出来事は、必ず自分にとってプラスになるために自分に降り掛かると思っています。どんな苦しい気持ちも『なぜ今これが起こっているんだろう』と、自分から一歩引いて未来の視点から見つめてあげると、きっとなにか良い意味付けができると思っています。

 
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このように自分が思えるようになったのも、JSBNの活動を通して、すごく刺激的な驚きがあったり、社会人や後輩などから、とても多くの学びを得ることができたおかげです。多様性のある人々と、自分の価値観であったり想いだったりを本気でぶつけるのは本当に良いことだなと思います。

 

その意味で、今回のイベントも、自分が今まで会った事が無いような沢山の人と、「共育」について語り、自分のこれからの行動に繋げていくものすごく良い機会だと思います。もともとは塾生の熱い想いから生まれ、みんなで頑張って練り上げ、遂に実現したイベントです。ぜひ多く人にお越しいただいて、多様性の価値観を感じていただけたらと思います。」

 

荒井さん、種茂さん、ありがとうございました!

 

JSBN”共育”イノベーションフォーラム 〜学校×社会で育む開かれた教育〜
日時: 2016年7月30日(土) 13:00~17:00
参加費:無料
参加フォームはこちら
主催:JSBN – 日本学生社会人ネットワーク
http://www.jsbn.info/

 

荒井大貴(あらい ひろき)
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント科 スポーツマネジメント専修 2年

種茂真大(たねも まさひろ)
上智大学大学院 言語科学研究科 言語学専攻 英語教授法コース 修士1年