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”メンタルモンスター”錦織圭から学ぶ、本当の強さを手に入れる方法

西本佳蓮 By 西本佳蓮

2016.06.28  

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本気はいたるところに落ちている。
 
こんにちは、マジマガ!編集部のカレンです。

 
突然ですが問題です。

経験値、プレーの上手さ、体格も同じテニス選手のA君とB君がいたとします。

その二人が試合をした結果、接戦の末A君が勝利しました。

B君が負けた原因は何でしょうか?

 
答えは「メンタルの強さがA君の方が勝っていたから」です。

確かに、技術面を向上させることも重要ですが、試合や、テストなどの勝負において、最後に勝敗をわけるのはメンタルの部分がとても大きいのです。

 

日本を代表するテニスプレイヤーの錦織圭選手。

2014年の全米オープンで、準優勝という成績をあげました。これは日本で96年ぶりにベスト4に入るという快挙です。

 

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もちろん彼の技術面が優れていたということも勝利を勝ち取った理由ですが、彼の本当の強さはメンタルにありました。

 
名だたる強敵相手に勝利し、強靭なメンタルをもっている彼は「メンタルモンスター」と呼ばれていたほど。

 

ですが、彼はもともとメンタルが強いわけではありません。

 
では、どのようにして彼はアウェイの中、世界の名だたる強豪プレーヤーに勝つことができるほどのメンタルを手に入れたのでしょうか?

 

その鍵はコーチのマイケル・チャン氏にあります。
世界トップ10を目指すため、錦織は2013年12月から元トッププロで、全仏優勝経験もあるマイケル・チャン氏にコーチを依頼。メンタルから技術的なディティールまで、細かな指導を受けた結果、錦織圭選手は強靭なメンタルを持つことができたのです。

 

マイケル・チャン氏のメンタル強化法は、アスリートではない私たちにでも、意識すれば簡単にできるものでした。
錦織圭選手のインタビュー発言から、メンタル向上における方法をご紹介します。

 

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否定的な言葉は禁句!

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皆さんは「言霊」というのをご存知でしょうか?

「言霊」というのは、古代日本で言葉に宿っていると信じられていた不思議な力のことで、発した言葉どおりの結果を現す力があるとされたものです。

 
プラスの言葉は、人を良い方向へ導き、マイナスの言葉は、人を悪い方向へ導きます。

 

錦織圭選手は、2014年全米オープン大会、準々決勝ワウリンカ戦後のインタビューでこう発言しています。

「確かにここから敵がどんどん強くなってくるので、自分のこの集中力というのもより大事になってくると思います。勝てると思い込むことがこれからもっと重要になると思います。」

 
その後の準決勝戦では、彼の言葉通り勝利をつかむことができました。

 
肯定的な発言をすると、私たちの脳は良い方向へ思い込み、どんどんパワーアップします。
潜在意識から前向きになり、自分に自信がわいていきます。

 
逆にネガティブな言葉を口にしてしまうと、脳がネガティブな方向へと思い込みが起こります。
口に出すことによって、その言葉が音声として再び脳に入ってくるため、セロトニンなどの物質が減り、脳にストレスをかけてしまいます。
また、否定的な言葉が潜在意識に入り込むことで、本当に記憶力や状況判断能力が低下してしまうことが明らかになっています。

 
例えば、仕事が忙しいからといって「疲れた」「嫌だ」「無理だ」と愚痴を言うのは辞めたほうがいいです。

 
口に出さないように心がけることが大切です。

 

自分を信じる

夕日

 
全米オープンテニス準決勝、ノバク・ジョコビッチ戦後のインタビューで、錦織選手はこう発言しています。

 
「自信もついてきているので、しっかり強い選手も倒して、いいテニスが出来ているので、まあこのまま調子を落とさずにやれれば絶対にいけると思います。

復帰当初は全く思うようにプレーができず、かなり悩みました。でもそれにはひとつひとつ積み重ねていくしかないんですよね。フォームだったり、ショットの感覚だったり。 自信を積み重ねる事が一番だと思います。」

 

失敗のリスクを避けるのではなくて、成功する可能性に賭ける。
私達人間は、自分が想像する以上に大きなことを成し遂げる力を持っているのです。

 
誰しも、困難な状況になると、自信をなくしてしまいます。

 
しかし、「強みも、得意なこともないからムリ・・・」などといって甘えては行けません。
自分の中にある恐怖心や不安な心と向き合い、自分自身を心から信じることで、メンタルも強くなります。

 

目標を明確にする

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決勝マリン・チリッチ戦敗退後のコメントで、

 
「そんな簡単に来られるところではないことを、十分にわかっている。この悔しさを忘れずに、また決勝を目指したい」

 
錦織選手は、次の目標を明確に口にしました。しかし、これができそうに見えて、意外とできないことなのです。

 
自分が何をしたいかを考え、明確にして、それをやり遂げることができれば、それを達成したときに大きな自信になります。

 

目指せ!メンタルモンスター!

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私は中学生の頃にバスケットボール部に所属していましたが、同じレベルのライバル校に、練習試合で何度も勝てなかった時期がありました。

 
当時は、勝てない原因は技術面で劣っていることだとずっと思い込んでいました。
しかし、今改めて考え直すと、自分や他の部員のメンタルに問題がありました。

 
よく、練習試合で点数を離されるとすぐに弱気になり、「もうだめかもしれない」「疲れた」と心の中で思ってしまう自分がいました。

 
実際に、錦織圭選手も、全米オープンの決勝で負けた原因をメンタル面だと公言しています。

 
「相手がチリッチで、まあ、得意じゃないですけど何回も勝ってる相手で、より考えることは増えたと思いますし、『勝てる』っていうのが少し見えたのもあまりよくなかった」

 
チリッチ選手は年齢も近く、対戦成績でも勝ち越しているだけに、少し余裕をもってしまい、精神面の準備の邪魔をしてしまったのです。

 
「勝たないといけないというプレッシャーを、自分の中で作ってしまっていた」
 
と悔しさを滲ませながら語りました。

 
微々たるメンタルの変化が結果につながる。
それほど、勝負におけるメンタルの強さは重要なのです。

 
メンタルを強くすることでどんな困難にも打ち勝つ力を持つことができる。

 

人生において、様々な困難や不安が頭をよぎることもあるでしょう。
しかし、私達の身に降り掛かる試練は、自分自身を知るための大きなチャンスでもあるのです。

 
乗り越えられない試練はない。
チャレンジし続けることがメンタル向上の鍵です。

 
今から早速とりいれてみましょう。日々の心がけが大切です。

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