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ゴールデンウィークにもお勧め!今、密かに増加しつつある経験のコスパが高いレジャー

By MAVERICK

2016.04.25  

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本気は至るところに落ちている。マジマガです。

学生の間の貴重な長期休暇。ただ、先輩に何をすべきか聞いてみても「遊んでおいたほうがいい」「旅行をするべき」とアドバイスされるだけで、具体的なことはあまり言われないことが多いのではないだろうか。

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もちろん留学や旅行は自分の見識を拡げ、語学力などのスキルも高まる有意義な機会であると言える。しかし、誰もがそれだけのお金の余裕があるわけではないし安全面から海外に行くことを憚られる人もいる。そこでおすすめなのが登山だ。なんとなくスポーツやアウトドアは社会に出てからも役立つイメージがありそうだが、その中でも登山は指折りである。今回はそんな登山の魅力と社会に出てからの活かし方を詳述する。

 

今、登山する若者が増えている

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2014年には富士山が世界遺産に登録され、2016年から「山の日」が新たに祝日となった。登山ブームは着実に盛り上がっている昨今、若者や学生の登山人口も増えつつある。日本生産性本部における「レジャー白書」によると、1年に1度以上山に登る登山人口は2012年で860万人となっている。これは前年度と比べると50万人増えており、まだ正確な統計結果は出ていないが、富士山の世界登録も相まって年々増加傾向にあると各新聞社は報道している。

登山人口における若年層の割合も年々増加傾向にあり、有名な山々で学生のグループを見かけることが増えてきた。若年層増加の要因としては、山ガールの流行を始め、富士山の世界遺産登録はもちろん、登山用のスマホアプリの充実などが挙げられる。自分の登山記録を投稿して他の登山客とも交流することができるSNSタイプのアプリなどは若年層のほうが使いこなしており、定期的に登山をするモチベーションにもなっている。そんな「山登りが趣味」という人は社会において重要なある能力を身につけられる。

 

登山が教えてくれる、社会人として不可欠な能力とは?

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登山は社会人に必要な人と関わる能力を育てるヒントを与えてくれる。山行中の仲間たちとのコミュニケーションや協力こそ山登りに欠かせないものだからだ。道中は何が起こるかわからない。道に迷うこともあれば怪我をしてしまうこともあるかもしれない。そんな時、仲間の協力は不可欠だ。チームで一緒に山を登ることで絆を深めることができるのはもちろん、知り合い同士ではなくても情報を共有して助け合えることが山登りをする大きな魅力である。

たとえば登山者同士が山道ですれ違うとき、挨拶をかわすことがマナーになっている。目と目を合わせて挨拶することでお互いを励まし合うと同時に、もし遭難した場合にも場所を特定しやすいように顔を見合わせる。このように周りの人と協力してトラブルを回避することは、社会においても日常茶飯事。恥ずかしがらずに他の登山者と交流することで、他人と有効なコミュニケーションをとる力トラブルに落ち着いて対処する力を身につけることができる。

加えて、登山者のメインは年配層であるため、普段あまり接する機会のない歳の離れた人と関わりをもつことになる。彼らからすれば若い登山客はまだまだ珍しく、声をかけてくれることもある。登山をする上での注意点を教わったり、地元客であればガイドブックには載っていない山の魅力を教えてくれたりするかもしれない。そんなふれあいの中で、社会での自分の立ち位置や目上の人への接し方を学び取っていけるだろう。

 

計画が重要なのは登山でも社会でも同じこと

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登山は思いつきで行けるものではない。明るいうちにしか敢行できない登山は旅程の計画が大事である。前日は近隣の宿に泊まるのか、行き帰りの交通手段は、持っていくべきものは何か、登山ルートはどこを選び登頂時刻は何時くらいかなどの計画を事前に立てておく必要がある。

夜の山は危険が伴うので、形だけ予定を立てておいたが計画通りにいかず下山できなかった、というわけにはいかない。考えうるトラブルを想定しつつ、いかに確実なプランを立てられるかを試行錯誤して考えていくことが重要である。そんな旅程の計画で培ったノウハウはPDCAサイクルを回す能力を高めることに役立つ。予定を立て(Plan)、実行し(Do)、振り返り(Check)、改善すること(Act)は、社会人になってから仕事をしていく上で必ず求められるスキルである。PDCAサイクルでもっとも大切なことは繰り返すこと。問題点を見つけ出し、最適な改善法を判断して次の計画に盛り込み実行し、また問題点を洗い出す、といったように何度も4つの工程を繰り返し続けることでそれぞれの工程の質も上がっていき、物事を処理する能力が育っていく。

 

社会で必要なスキルは登山で得られる

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登山で培った経験は社会でどう生きるのか感じてもらえただろうか。

体力や忍耐力が付く、なんてありきたりなことは言わない。なによりの特徴は年配者との関わり合いを学べるという点だ。上述したように登山客には年配者が多い。その全てが好意的でおにぎりをくれるようないい人ばかりではない。若い人はマナーを守らないと決めつけて悪態をつく人もいるかもしれない。どんな人にも気持ち良く挨拶をし、敬いながら会話をするのは難しいが、そんなノウハウも登山を通じて学んで欲しい。会社などで円滑な人間関係を築いていくための「大人慣れ」「公共の場での立ち振る舞い」は社会で活かすことのできる能力だと言えるだろう。

また、ビジネスパーソンに必要な計画、実行、振り返り、改善をバランスよく身につけることができる趣味は貴重である。登山は危険も伴うため特に真剣に取り組む必要がある。実行する前から自分の行動を綿密に計画する趣味はあまり多くはない。近年では初心者の若者向けのサークルや装備をレンタルできるツアーもあるので、まずは山登りを楽しみ、徐々に自分で計画する力を付けていくことをおすすめする。

社会に出ると、考えては判断することの連続。登山を趣味にして、学生のうちから人との関わり方や仕事の進め方のヒントを学んでおけば、社会人生活を有利にスタートできるのではないだろうか。