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「私の10分はいくらで売れる?」あなたの真の「時給」をチェック!

By MAVERICK

2016.04.11  

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本気は至るところに落ちている。大学4年生のしゅんです。

大学生になると多くの人がアルバイトを始めるが、あなたはアルバイト先を選ぶ時どんな基準で選んだだろうか?

「自宅からの近さ」、「シフトの柔軟性」などいろんな条件があるが、多くの人が「時給」を最も重要視していたのではないだろうか。

「時給」とは働いた時間の対価として支払われる金額のことであり、「その時間にどれだけの価値があるか」によって上下する。

今回は、「時は金なり」という言葉をそっくりそのまま体現した最新ビジネスを紹介する。

「時間を売る」ビジネス。「TimeTicket」

図1
出典:株式会社レレレ

「時間」と「お金」のシンプルな関係に注目して生まれたビジネスが、株式会社レレレがリリースした「TimeTicket」である。

2014年にリリースされたばかりのサービスだが、既にフジテレビの「とくダネ!」や毎日新聞で紹介され話題となっている。

ビジネスモデルはとてもシンプルなものである。

①誰かが「時間を売る」

自分の特技や知恵を売りたいと思った人が「〇〇のノウハウをお教えします!1時間1000円!」いったように、生み出す価値と時間あたりの金額を自分で設定して、「タイムチケット」を発行する。

②「タイムチケット」を必要とする人が購入

その「タイムチケット」が生み出す価値とそれに対する価格設定に納得した人が「タイムチケット」を購入する。

③売り手が購入を「承認」

チケットに購入申込があると、売り手にメールやFacebookで連絡が行き、「承認」ボタンを押すことで取引が成立する。

「TimeTicket」は売り手と買い手が完全に個人同士のビジネスなので、いざこざが起こらないようにコンセンサスをとる仕組みになっている。

 

具体的には以下のような「タイムチケット」が発行されている。

・Webサービス開発について相談にのります(1時間:8000円)

・帰国子女のプロ翻訳者が英語周りよろず引き受けます!(1時間:2000円)

・隣でお話しながらお酒一緒に飲みます。(1時間:2000円)

・「それだ!」感のあるネーミングを考えます。(30分:3500円)

・Excelでお困りなことをお助け!業務完全自動化も!(30分:1000円)

・難しくない相談を受けます。(30分:500円)

 

一見するとビジネスに関係する「タイムチケット」が多いが、種類は多種多様で、同じような内容のサービスでも発行者によって金額に差がある。

「タイムチケット」を発行している人は起業家や、東京大学の学生、エンジニア、デザイナー、ダンサーなど、普段お願いをしようと思っても出来ないような人ばかり。

この「TimeTicket」、リリース後の3ヶ月で5000以上の取引があったというから驚きである。

時間にすると1000時間以上もの時間が「TimeTikcket」を通して売買可能な資源として市場に出回っていた事になる。

一方で「知らない人に時間を売る」怖さも

信頼
「TimeTicket」は自分の時間を切り売りするという画期的なビジネスモデルだが、個人同士の取引を基本としているためにトラブルが発生する可能性もある。

株式会社レレレはあくまで売買の場を提供するだけであり、トラブル等の保証に関しては責任を負わないという立場をとっている。

トラブルを回避するために実名制のSNSであるFacebookの登録を必須にするといった工夫はしているようだが、いかに安心して取引が出来る場を作れるかが今後サービスを成長させていく上で大きなポイントになるだろう。

「組織」から 「個」の時代へ!

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最近ではノマドワーカーやフリーランスなどの働き方が注目されているが、「TimeTicket」などの個人同士のサービスの売買を促進するプラットフォームが発達することで、今後ますます「組織」に属さない働き方が当たり前になっていくことが予測される。

個人が所属意識を持つこと無くプロジェクト毎に集まり、完了すると去っていくような時代に必要な力は間違いなく「個」の能力である。

「自分が今持っている知識やスキルは一体一時間いくらで売れるのか?」

定期的に「タイムチケット」を発行することで自分の現在の市場価値を知る指標にもなるのではないだろうか。

 

あなたは自分の「時給」をどこまで高めていくことが出来るだろう?