The man in style Chicago gangster on dark background

【東京編】本気で目指せペイパルマフィア! 日本の起業家サークルを調べてみた

By MAVERICK

2015.11.27  

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本気は至るところに落ちている。マジマガです。

世界を席巻する起業家集団、「ペイパル・マフィア」を知っているだろうか?

シリコンバレーで起業したPayPalというインターネット決済の会社、そこから輩出された「本気で世界を変えようとしている」優秀なキレ者たちの集団だ。
彼らは独立後LinkedInやYouTubeなどの世界に名だたるスタートアップを次々に生み出した。マフィアのように団結して連絡をとりあっていたことから「ペイパル・マフィア」と呼ばれるようになったらしい。

中でも特に際立った活躍をしているペイパル人材イーロン・マスク氏などは、ホリエモンこと堀江貴文氏が彼の事業を絶賛したことでも有名になった。

事実アメリカのシリコンバレーでは起業をすることが当たり前のようになっており、こうした人材が次々と輩出されるような土壌ができつつあるにもかかわらず、日本では圧倒的に起業を志す人が少ない。

背景には、起業に対する社会的な評価の低さなどの起業家精神が普及していないことや、起業に要する手続き・時間・コストなどの環境面の未整備などがあるようだ。

しかし、最近では日本の国内でもIVSなど、本気で起業家の輩出を後押ししていこうという動きも注目されている。

そこで今回は日本の起業を志す若者達に注目し、都内にある起業家サークルを紹介したいと思う。

東京大学起業家サークルTNK

サークル参考URL:http://www.venture-tnk.com/

まず紹介したいのが、「30年後の当たり前をつくる人材の輩出」を目指す、「東京大学起業サークルTNK」だ。

OBはWEBコンサルティング会社ナイル株式会社社長の高橋飛翔氏や「Gunosy」の代表取締役CEO福島良典氏など。

TNKの主要な活動が「プロジェクト」である。この活動を通じて起業家・未来の創造主としての能力を養っていくのである。

この活動の特徴は「プロジェクトの内容は自由」ということ。本人が興味のあること、やってみたいことを突き詰めていく。メンバーが2名以上集まればプロジェクトとして成立。何のルールも決められない中で、事をすすめていくのは起業と全く同じプロセス。ここからサークル員たちは、貪欲にスキルや経験を積み上げていく。

自由なプロジェクト活動で一見どこにでもある学生団体と変わらないようにも見えるのだが、たったひとつだけ課せられたルールに「圧倒的な結果を残すこと」があるという。

これまでTNKが行ったプロジェクトは総数50以上。著名人を招いた講演会・書籍の出版・新規事業など様々な内容だ。実績としてフリーペーパー事業とインターン斡旋事業を企業にバイアウトしたり、月間100万PVのバイラルメディアのリリースなどもしている。

中央大学起業家サークル

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サークル参考URL: http://c-blanding.com/top

2つめは中央大学起業家サークルだ。多くの起業家サークルが消えていく中、熱心な活動を行っているのがこのサークル。

大学に通う意味というのは見失いがちだ。4年間という時間の中で、目標を見失ってしまうこともあるだろう。
しかし、この中央大学起業家サークルはそんな学生に向けて「背中を押す」という思いのもと、起業するための勉強会を行うなど「育てる」「つなぐ」「成長する」を軸とし、学生起業シンポジウムなどの開催を通して、学生の起業を活性化させるなど多くのイベントを開いている。

ここからはすでにインターンの紹介事業を行う株式会社プレジデンツ・株式会社wip-tyなどの会社が花咲いている。大学1年生でカフェ経営を始めた者もいる。他にも複数名が新規事業や会社設立を予定しているなど、実行力が光る。

KBC実行委員会(慶応義塾大学)

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サークル参考URL: http://www.keio-contest.org/about/

このサークルは、「慶應義塾からアントレプレナー精神溢れる人材を輩出し、未来への先導を果たす新事業を世界へ創出する」ことをミッションに掲げ活動する学生団体だ。
活動として、起業家育成プログラムの開催や勉強会など多岐に渡って活動を行っている。

主な実績は、何と言ってもKBC Business leverageの運営だ。これは、創立から7年間ビジネスプランコンテストだけを行っていたサークルの転機だった。コンテストの主催から、起業支援団体を巻き込んだ学生起業家育成に切り替えて2015年で3年目。同じ学生ならではの視点から起業支援コミュニティと学生起業家を結びつけることで短期集中型の事業推進を目指している。

努力していますエピソードには意味はない!

ご紹介した3つの起業家サークルの共通点は「実績」を創る行動力。
人・物・金・情報などの経営資源を実際に動かしている。

逆に、これを読む皆さんが起業するのか普通に就活をするのかはわからないが、起業時に誰かから支援をもらおうとする場面でも就活の面接の場面でも意味が無いのは、「努力しました」というアピール。
多くの「本気」を勘違いしてしまう人たちにありがちなのは、その努力の度合いがまったく主観的なために、客観的に見ている人たちはしらけてしまう。

具体的に何名の人を動員したとか、どの位収益が上がったのかなど。
学生時代の経験として、社会人が聞いても「これは」と思うような経験には実績が伴っている。実績とは、社会にどれだけの価値を提供できたかということの客観的な数値だ。

学生時代に、何かやりたいな・・・何をやろうかな・・・と迷っている方には、上記のような目標を具体的に掲げているサークルや学生団体を選んでみるのがおススメだ。

将来日本からもペイパル・マフィアのような集団は現れるだろうか?ぜひ、日本でも若い皆さんたちに学生時代から価値ある活動をして頂き、面白く新しい世の中を創造していってくれることを願ってやまない!