本当に優秀な学生たちは気づいている!伝説のイベント「IVS」とは?

By MAVERICK

2015.10.13  

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本気は至るところに落ちている。マジマガです。

― IVSとは  次世代を担う学生たちの登竜門

“無限”の名が付くベンチャーの祭典、Infinity Ventures Summit。通称IVSをご存知だろうか。
主にインターネット業界のトップレベルの経営者が一同に会し、業界展望や経営に関して本気で議論する場で、GMO・GREE・DeNA・楽天など、誰もが知る企業が名を連ねている。

年2回約700名の招待制のオフサイト・カンファレンスをはじめ、新進気鋭の若者たちが新サービスをプレゼンするスタートアップの登竜門Launch Pad、起業家が生の声を学生たちに直に届けるワークショップIVS SEED、50名程の選抜されたスタートアップ経営者にトップレベルの経営者が生々しく実体験を語る完全オフレコの勉強会IVS スタートアップ・スクールなど、様々な企画がある。

どの企画も非常に魅力的であるが、今学生の間で話題なのはこのIVSに大学生がスタッフとして運営側の仕事に参加すること。
感度の高い学生の間では、このスタッフとしてIVSに関わった経験がその後ビジネスパーソンとして活躍できる人材となるか否かという登竜門のようになっている。

― IVSとは これから伝説を創る出身経営者たちも語る

事実、スタッフの中から成功している起業家は多い。福利厚生プラットフォーム事業のAnyPerkの福山太郎氏、ソーシャルリクルーティングサービスを運用するウォンテッドリーの仲暁子氏、ソーシャル旅行サービスtrippieceの石田言行氏などもIVSの出身だ。
今注目の若手経営者たちも、IVSについて語っている。

「新しい音を聴く場所」Skyland Ventures代表パートナー木下義彦氏

インターネットベンチャー支援の起業家ファンドSkyland Venturesを運営する木下氏は29歳。若いころしか聞こえないとされる高周波「モスキート音」。そのモスキート音のように、今しかできない、その場所でしか手に入らない経験や情報、それが常に供給されるのがIVSだという。

「振り子」Connehito代表大湯俊介氏

1.5億円の資金調達を実施し『ママリQ』を運営している大湯氏の言葉は「振り子」
振り子とは、IVSで運営スタッフとして働くことで、華やかなアップサイドも見ることができれば、地味な小さな業務も気にしなくてはならないことを指している。

「一里塚」ベンチャーキャピタリスト 佐俣アンリ氏

成長のための道しるべ――その意味でベンチャーキャピタリストの佐俣アンリ氏がIVSを例えたのが「一里塚」。「日本に変革をもたらす10人」として有名な佐俣氏もIVS運営スタッフとして何度も参加し常連。IVSは半年に1回開催されるが、周りの投資家や起業家と比べて自分がどれだけ成長したのかというジャッジメントの時間になると言う。

― なぜ、今、学生に人気なのか?

では、実際に何を行うのか?

実は、やること自体は非常に地味である。

プレゼン機材の準備などのステージ回りなどのサポートを行うステージ担当、セッション中の質疑応答などのマイクを参加者に渡すマイク担当、受付・誘導担当など、様々なインターンなどが溢れる現代の中で他と比較すると、そう珍しい業務を行うことができるわけではない。

今、IVSではカンファレンスの通年サポートメンバー及び2015winter kyotoのスタッフを募集中だが、選考プロセスは書類選考に電話面談15分。人数は若干名とシンプルだ。

詳しくはこちら
応募フォーム

 

本当に優秀な学生は、そのプログラムへの参加に自らの達成感を求めない

旅に行っただけ。インターンに参加しただけ。留学に行っただけ。
プログラムに参加するだけなら私たちの身の回りにはたくさんの情報があふれており、いま大半の大学生たちは、それで満足していることが多いようだ。

ここで君も自分に自問してみてほしい。それで満足してしまっていないか?

それだけであれば、今や誰でもやっている。就職活動前に企業のインターンシップに参加した経験のある学生は3人に一人、留学経験学生は10人に一人。お手軽に時間とお金を使えば学生が何かやった気になれる選択肢としてのプログラムを、企業もあの手この手で用意して待ち構えている。そして学生も、用意されたレールに乗ることで今や簡単に達成感を手に入れることができる。

果たして、こうしたことに本当に意味があるのだろうか?

そう、あまり無い。

IVSが、たとえやることが地味だったとしても一部の優秀な学生たちの間では圧倒的な人気を誇るのは、もはやそうした「プログラムに参加してやった気になる」ことには意味が無いということを彼らが感じ取っているということなのだろう。

実際の仕事だってそうだ。
ビジネスパーソンならば、どんなに華やかに聞こえる仕事でも、やること自体は地道で泥臭いということは誰でも知っていることだ。

結論を言おう、自分を『変えてくれる』魔法のプログラムなどは無い。

そう、IVSに集まるような学生たちがトップクラスたるゆえんは、自己満足の達成感ではなく、焦燥感や挫折感がほしいと思っていること。それを糧にして変わっていけるかどうかは、自分たち次第だということを理解していること。
そして、就職サイトや企業の広告にだまされることなく質の良い情報を自ら選び取った結果本当に質の高いイベントであるIVSが優秀な学生たちを集めているということなのだろう。

学生よ、安易な達成感を求めるな。
何かをやるなら、

自分の実力の無さを実感できそうなものを選ぶのが成長する人の共通点だ。

本当に自分を変えたい、今を本気で過ごしたいと思うなら、近道を選ばず、そこから更なる高みを目指し努力するのだ。

優秀な人を集めたい?〜イベントやインターン主催側にも教訓になること〜

IVSが育成側にも教訓になるのは、本当に優秀な人を集めたい・価値のあることをやりたいと思うならば、本気で質の高いものを創り上げるしかない、ということだ。

IVSのインターン参加学生たちに理由を聞いても、それはいたってシンプル。

「とにかく経営者を目指すのであればまずはIVSだという認識があった」
「周りの優秀な先輩たちが参加していたから」
「憧れの経営者の人たちの本音を少しでも間近で聞いてみたいと思った」

アナログな口コミ、参加している人々の質、有名企業が本気で取り組んでいるというイベント自体の趣旨。人気の理由は特別なことではなく、至極まっとうなことだ。

結局、何をするにも重要なのは自分自身が本気かどうかなのだ。